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おはようございます、エトワールです。
Googleがよりよい組織やチームを作るために意識していることとして、
心理的安全性を挙げています。
なんでも、人がチャレンジ・成長するのに大事な事だとか。
この言葉に出会ったのは本屋でした。
以前と比べて、経営や経済の本をチェックするようになり、
本屋で平積みされていた本に
「心理的安全性のつくりかた」がありました。
ビジネス書の中でも注目を集める1冊だったようで、
受賞している書籍ということでどんな本なのかと興味を惹かれました。
今回は著書「心理的安全性のつくりかた」を参考に、◎日本の人事部「HRアワード2021」書籍部門 優秀賞受賞!
◎「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」マネジメント部門賞受賞!
◎『週刊東洋経済』ベストブック2021特集「ビジネス書」ランキング 第2位
(引用元:https://pub.jmam.co.jp/book/b517388.html)
経営や組織・チームに大切と言われてる心理的安全性をご紹介していきます☆
●心理的安全性とは?
心理的安全性と言われると、
心理的に安全性を感じてることとすぐわかりますが、
具体的にはイメージしにくいのではないでしょうか?
ただ、実体験がある方もいらっしゃると思います。
あなたが新しくチャレンジしたときは、どんなときだったかを思い出してみてください。
信頼できるコーチや先輩がいたり、仲間がいたり、
自分の力を信じて、見守ってもらえる環境ではありませんでしたか?
心理的安全性があるチームはこのように説明されていました。
メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的でよい仕事をすることに力を注げるチーム・職場のこと
(引用:「心理的安全性のつくりかた」p22-23)
心理的安全性を高めようというと、ヌルい職場をイメージするかもしれませんが、目指すところは異なります。
心理的安全性が高く、かつ仕事の基準も高いことが良いとされています。
心理的安全性を担保するメリットは、チームの学習が促進されることです。
つまり、みんなで学び、成長しようという雰囲気になりやすいことになります。
イキイキと仕事をしている集団なんじゃないかというイメージです。
元々海外で心理的安全性が提唱された影響で、
日本版の心理的安全性も研究されています。
日本版心理的安全性は、以下の4つの因子がある状態を目指すことを挙げられています。
・話しやすさ
・助け合い
・挑戦
・新奇歓迎
言われてみると、確かにな~と感じるのではないでしょうか。
よりよいものにするためにディスカッションし、
新しいことにもチャレンジする雰囲気のときって、
楽しいし、仕事にやりがいを持って臨んでいるときの印象です。
仕事をする時間は、意外と長いもの。
どうせ仕事をするならば、イキイキと仕事がしたいと思います。
何かにチャレンジして、出来ることが増えたときの喜びも好きです。
●心理的安全性を高めるために
心理的安全性の4つの因子を増やしていきたい!
じゃあ、どのような行動を意識すればいいの?ということで、
具体的な行動をご紹介します。
①話しやすさという行動カテゴリでは、
「話す、聞く、相槌を打つ、報告する、目を見て報告を聞く、雑談する、報告という行動自体を(内容とは切り分けて)ほめる」などの行動がチームの中で多く起きているとき、①話しやすさ因子が満たされていると考えます。
②助け合い
「相談する、相談に乗る、問題を見つける、自分一人では対応できないことを認める、トラブルを楽しむ、ピンチをチャンスへ変えるアイデアを出し合う、解決のためのアイデアを広く募る、個人ではなくチームの成果を考える」
③挑戦
「挑戦する、機会を掴む、機会をつくる・与える、試す、実験する、模索する、仮説検証、改善する、工夫する、新しいことをする、変化を歓迎する、現実のフィードバックを受け入れる、常識を疑う」
④新奇歓迎
「個性を発揮する、個性を歓迎する、強みに応じて役割を与える、常識に固執しない、ステレオタイプを避け本人の行動を見る、月並みを拒否する、批判を一時脇に置く、自分自身のものの観方をフラットに共有する・される、違いを良い悪いではなくただ違いとして認める」
(引用:「心理的安全性のつくりかた」p.93-94)
また、心理的安全性に関連していることとして、
心理的柔軟性が挙げられています。
具体的に3つのことになります。
1、必要な困難に直面し、変えられないものを受け入れる
2、大切なことへ向かい、変えられるものに取り組む
3、それらをマインドフルに見分ける
(引用:「心理的安全性のつくりかた」p.96)
心理的柔軟性には、Googleからビジネスパーソンに広がったマインドフルネスも関わってきます。
マインドフルネスを実施することで、
物事を俯瞰的に見れたり、
今ここの状態に意識を向けるので、現状を受け止めたりすることに繋がってきます。
そんなことを言われたって、あれこれすぐ出来ないよ~という方へ。
すぐに意識してできそうなこととして、感謝を伝えるです。
ただ、心の中で思うのではなく、
実際にどのように自分が助かったかを理由をつけて感謝を伝えることになります。
気恥ずかしいと思うかもしれませんが、
誰かにお礼を言われていると、
自分のことを見ていてくれたんだという気持ちと、
またやろうという気持ちになるかと感じた経験がある方もいらっしゃるかと。
些細なことに感じるかもしれませんが、
自分にできる些細なことから始めていくことが大事だと思います。

現在、心理的安全性は感じてますでしょうか?
そもそも心理的安全性という言葉を知らなければ、
自分の周りに心理的安全性がある状態か否かも考えなかったと思います。
心理的安全性があると、どれだけ自分が新しいことにもチャレンジしやすいか、失敗しても再度チャレンジしようかというのは体験上理解できる人もいるかもしれません。
ただ、心理的安全性という言葉を知るたびに思い出すのは、
私がキラキラ輝く女性を目指すきっかけとなった
経営者の渡邊芳樹さんのことでした。
(私がキラキラ輝く女性になるきっかけ→https://dekiru20211114.livedoor.blog/archives/11890423.html
心理的安全性の概念はここ数年で聞くようになったことですが、
まだまだ浸透し始めたレベルだと思っています。
ただ、心理的安全性の大事さがわかっていない頃から、
渡邊さんは自分に関わる人に対して、心理的安全性を感じるように関わってきたのではないかと感じます。
なぜそう思うかというと、
今回紹介できなかったのですが、心理的安全性を高めるために著書で挙げられていたのが、
話しかけることでした。
相手を気にかけているというメッセージにもなりますし、信頼関係の構築にも役立ちます。
ご友人が多くとも、会ったら話しかけるイメージが強く、1人1人を大事にされている印象です。
今回著書の内容で紹介できていないことでも、渡邊さんが実践されている事柄だと思ったので、凄いと思ったのも事実です。
もしも、最初っから渡邊さんが人を大事にするタイプだったら、凄い人という認識でした。
ただ、渡邊さんもザ・サラリーマンだったとご自身でおっしゃっており、私たちと何も変わらないなと思います。
経営者になるために努力する中で培われたものだと推測できると、
努力で人は変わることはできると感じます。
心理的安全性がある状態だからか、
渡邊さんと話しているとチャレンジしたくなったりするので不思議です。
渡邊さんが可能性にフォーカスしているからかもしれません。
自分のことを信じられなくなっても、自分以上に信じている存在は大きく感じます。
心理的安全性をつくりあげるのは1人1人の行動が大事なので、
まずは感謝を伝えることから始めようと思います。
キラキラ輝く女性を目指して☆